人が近づいたときすごく寄ってくるメダカ、凄くかわいいですよね。
メダカ飼育の楽しみはメダカがスイスイ気持ちよさそうに泳ぎ、近づいたらエサをパクパク食べてくれる姿を見ることですよね。
どうすればメダカが懐いてくれるのか、その方法を解説します。
メダカを卵の時から孵化させて稚魚から成魚と育てた場合、メダカはよく懐いています。
絶対的ではないですがしっかりと餌を与え続けて育ったメダカは人を見るとすぐに集まってきて懐いているというイメージがあります。
懐かせる為に大切な事はやはり愛情をもって育てるということだと思います。メダカに声をかけたりじっと見つめてみたり。
これをするとメダカ自体が懐くのではなく飼い主さん自体に母性に目覚めて、メダカをよく観察するようになり、メダカに癒しを感じるようになります。
それくらい観察されて育ったメダカは当然すごく懐きます。
稚魚の頃から育てたメダカは特別なことをしなくても観察する時間が多いと自然に懐きます。稚魚の時から懐くと水替え程度なら人を警戒すようにはなりません。
あまり人から観察されることがなければ疑り深いメダカに育ってしまうということです。
メダカも幼少期の育て方がとても重要で洗脳といえばいい方は悪いですが、「人は愛情をそそぐよ」と言い聞かされて育ったメダカは懐いています。
それでは成魚から購入したメダカを懐かせるにはどうしたらよいでしょう。
メダカは群れをつくって生活する習性があります。
皆さんも経験があると思いますが、メダカのエサやりをする際に慣れていないメダカ達がエサをしばらく食べなくて一匹が勇気を振り絞って一粒
パクっとエサを食べるとほかのメダカ達が真似をして次第にパクパクとエサを食べだすという場面を見ると思います。
メダカは他のメダカを様子見して真似をするのです。
人に懐いたり、逃げたりするのも同じなのです。
人を見たら怯えて逃げ回るメダカが多くいたらその飼育容器のメダカはみんな警戒するメダカになってしまいます。
メダカをインターネット購入した時の注意ポイントをお話しします。
メダカは発送時、発泡スチロールなどで梱包されています。開封時に人間の姿が見えると人間に怯えるようになってしまいます。
メダカの習性として真っ暗な所から急に明るい環境に移った時に見たものを恐れてしまうようになります。
これに気を付けてメダカの開封時に自分自身の体がメダカから見えないようにして作業してください。
成魚のメダカを懐かせる為にはズバリ餌やりしかありません。
エサやりの後、見守るという方法です。
毎日エサをあげるそれだけではなかなか懐いてくれません。人を見ても逃げたりしない、さらに人を見たら寄ってくるレベルまで慣れさせるには
エサをあげたあと、しばらく覗き込み見守ります。
そうすることによって「このエサは人間が与えているんだよ」ということを認識してもらえます。
最初は警戒しているメダカも、まず一匹がそーっとエサを食べます。そうすると次第にほかのメダカもエサを食べ始めます。
この繰り返しによって、メダカ達は人間に懐いていきます。
エサをパクパク食べるようになっても決してエサをやりすぎないように気を付けてください。